2015年3月25日水曜日

025:投球制限

Buenas tardes!!
こんにちは。


最近はいい感じでトレーニングもできています。

今週末あたりから、ボールを使った練習の割合を増やしていきたいです。


というより、そろそろ増やしていかないとまずいと思っています。

天気も良くなってきているので、焦らずに、きちんと調整していきます。



さて、最近再び、投手の投球制限について議論されることが増えてきているように感じます。

いわゆる球数制限というやつですね。


特に昨年あたりからまた、このテーマが熱くなっているように思えます。



せっかくスペインで野球しているので、スペインではどうかというと、

大人には明確な制限は特にありませんが、子どもに対しては制限を設けています。

昨年行われた、大会の様子



確か、子どもは、一試合で約30球以上投げたら、交替していました。

正確な数字は忘れてしまいました。


そして、それ以上投げたら、その日はもう投げられないというものでした。


具体的な数字にして、球数制限を設けています。


子どもの投げすぎによる怪我を防ぐ措置としては、良い取り組みだと思います。



日本でも、少年野球で球数制限を設けようとする動きがあるようですね。

もう実際に実施しているのかもしれませんが…



ただ、僕は、それ以上に徹底してやらなければならないことがあるはずだと思います。


球数制限をすれば、試合では投げることはできません。

しかし、そのあと他のポジションに回って、送球する場合も、

同じ投げる動作なのだから、含まれるのではないでしょうか。

また、試合では投げないかもしれませんが、


子どもの中には、とにかく投げたくて投げたくてしょうがない子もいると思うんですね。

そういう子は、試合が終わった後に空いてる場所でこっそり投げたりしちゃうと思うんですよ。


バルセロナのサン・ボイというチームのピッチャー。
これで10歳。
体も大きく、良い球投げてました。




そうなった場合、防ぎようがないですよね。

それじゃあどうするんだよ、という話です。


怪我をしにくい投球フォームを教えるのも大事ですが、

そういった投球フォームは習得に時間がかかりますし、トータルで考えれば、

習得のために、結局ボールをある程度たくさん投げることになると思います。




僕は、もっとアフターケアやトレーニングに力を入れるべきだと思います。 

日本でもスペインでも共通していますが、

球数制限とか、その現場での対策は行われるケースはあるものの、

その後や、試合に臨む前の段階での、トレーニングとアフターケア、セルフケアに対する指導や取り組みが浅いように感じています。




球数の制限も重要ですが、それ以上に、もっと根本的な部分をもっと選手・指導者関係なく、取り組んでいくべきだと思います。



試合や練習で疲れて帰ってきて、その体をそのままにしておくなんて、アスリートとしてはあり得ないです。


子どもだって大人だって、スポーツやっていれば、みんなアスリートのはずです。


自分が最高のパフォーマンスを発揮し、それを継続、そして向上させたいと思うならば、


ハードなトレーニングは欠かせませんし、


そこで壊れてしまっては元も子もないです。


なので、球数制限と同時に、トレーニング指導やアフターケア・セルフケア指導も行っていくべきだと思います。



それでは、Adios!!



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