2015年3月5日木曜日

013:スペインの野球について 2

Buenas tardes!!
こんにちは。

今日も晴れてはいますが、まだまだ風も吹き、穏やかではないですね。
個人的には春が季節の中で一番好きなので、早く春になってほしいです。

最近色々な人に出会う機会が多く、様々なジャンルの方々とお話しさせていただく中で、
自分の知らない世界の話を聞かせていただき、いつもいつもワクワクさせていただいています。


いつも行く近所のジム。
いろんな競技の方々がいらっしゃって、とてもいい勉強になります。



自分の知らなかったことを知る。そして、自分が知らないということを知る、まさに「無知の知」。

新しい何かに出逢うこと、想像するだけで心が躍り出します。

今、そんな状況で生活できていることに幸せに感じております。それと同時に、
関わっている皆様に感謝しております。
いつもありがとうございます。

そんな最近は初めてお会いする方に決まってこう聞かれます。

「スペインの野球って強いの?」「スペインの野球のレベルってどう?」

勝負事で、一色単に強いか弱いのか言い切ることは難しいです。

なぜかと言うと、スペインの野球が強いかどうかは、何と比較するかによっても感じ方は変わってきますし、

実際に強いかどうかも、対戦してみなければわかりません。それに、一試合じゃ判断しにくいので、長期的に試合をしなければわかりません。

正直言って、なんて答えたら良いのか困るところです。



個人的な感想で良いのなら、レベルは高いと思います。

まず、打者のパワーのレベルが高いです。特にラテンアメリカ出身の選手のパワーは底なしです。

ストレートにはめっぽう強いです。変化球が打てないかというと、そんなことはないのですが、

各打者がそれぞれ、自分の打つ球、打たない球を割り切って打席に立っている印象を受けます。


ただ、きちんと組み立てて投球をすれば、痛打されることは少ない印象を持っています。

なので、わりとそういうピッチングが得意な日本人のピッチャーは上手く行く気がします。

僕は全く反対のピッチャーですが。笑

スペインリーグで日本人の選手が活躍する場合、ピッチャーは有利だと思います。
ただ、野手の場合、活躍できると思いますが、打撃が強くないと、初めのうちは出場機会に恵まれないことがあるかもしれません。

なぜかというと、スペインの野球は、日本の守備重視の傾向というよりも、点取りゲームの打撃重視の傾向にあるので、

打撃で好印象を残せる選手が優先的に試合に出る傾向にあります。

ただ、日本人選手がスペインリーグの選手が持ち合わせていない高度な技術を持っていれば、話は別です。

例えば、選球眼が良くて出塁率が高く、高度な走塁技術を持ち合わせているなど、攻撃面で貢献できるレベルの高い要素を持っている選手は、かなり重宝されると思います。

このような高度な技術に、打撃能力の高さが加われば、スタメン待ったなし!でしょう。

(そんな良い選手は、日本球界で活躍の場を与えられるはずですが…笑)


いずれにせよ、どこでどの競技をやろうとも、

自分が人には無い、絶対に譲れない何かを持っていれば、活躍できると思います。

何だか、当たり前のことを言っておりますが…

しかし、この当たり前のことが一番重要なのかもしれません。

特に、言葉の壁のある外国で自らをアピールする場合、言葉で説明するよりも、行動で示して、見せてしまえば、簡単なことだと思います。

ただ、この行動で示すというのが、なかなか難しい…
(自分もこれが日本国内で上手くいかなかったので…)

ただひたすら、修行あるのみ!ですね!


そして今日もトレーニング。明日も、明後日も…

なぜやるのか。

それは、試合で最高のパフォーマンスを発揮するため。

そのために毎日、一つ一つ積み重ねる。

ただそれだけです。それ以上でもそれ以下でもないです。


まさに修行です。

個人的に武井壮さんが好きなのですが、
彼が、ラジオで準備について熱く語っています。


武井壮 準備について熱く語る(動画リンク)


さて、トレーニングしてきます!!

それでは、Adios!!