こんばんは。
さて、前回に予告した通りに、
今回は先日開催されたプレミア12を観て思ったことを書こうと思いました。
先日開催されたプレミア12。
まず初めに、この大会が終わって、
やれ敗因が云々、采配がどうのこうの、という意見が巷ではよく聞かれますが、
その件に関しては、正直どうでもいいので触れません。
なぜなら、その件に関しては、現場にしかわからないことがあるので、
外野の我々がとやかく言うことではないと思うからです。
今回の件を議題にして色々と議論するのは良いことだと思いますが、
そのことと、批判を垂れ流すのは似て非なることだと思いますので。
ただ、問題があるのは、国際大会期間中でのとある日本人選手たちの行動でしたね。
酒を飲もうが、煙草を吸おうが好きにやってかまわないと思います。
もう大人ですから。
その代わり結果で示せ!!とも言いません。
ただ、節度ってもんがあるでしょう?ということです。
そして、他人様に迷惑をかけるなと。
同じ日本人として非常にお恥ずかしいことです。
さて、今大会を観て、野球を国際競技に発展させていくには、
どんな取り組みが必要でしょうか?
野球途上国への支援?人材派遣?
もちろん、それらの事業は、これからの持続可能な発展には大変重要なことであるに違いありません。
しかし、今大会を観てみて、
野球の国際的発展には、ランキング下位のチームが上位のチームに勝つ、
いわゆる、大どんでん返しが必要かな、と思いました。
先日のラグビーワールドカップがいい例ですね。
これまで日本では、ラグビーのことはさっぱり・・・と言う人がほとんどだったと思います。
しかし、ランキング下位の日本が、ランキング上位の南アフリカに勝利をしたのをきっかけに、
今や、「五郎丸歩」という名前を聞いて、ほとんどの人がラグビー選手を連想するようになったと思います。
それと同じように、
ランキング下位のチームが上位のチームに勝利すれば、
その国内でのその競技に対する注目度は急激に上昇するのでは?と思っています。
なので、次回のWBCで、もしスペイン代表が優勝すれば、国内での野球への注目度がかなり上昇すると思います。
まあ、そんな一筋縄にはいかないと思いますが…
それと、今大会を最後まで観てみて、
開催国側の取り組み方にも色々と課題が多いですね。
特に日本。
日本は5年後の東京オリンピックを控えており、
また、野球とソフトボールは競技種目になりましたが、
今大会のような状態では、東京オリンピック後に野球とソフトボールが競技種目として継続していく可能性は低いと思います。
というのも、決勝戦のアメリカ対韓国戦。
地上波テレビ中継無し、観客ガラガラ…
国際大会の決勝戦でこんな状況で、
はたして決勝戦に残った選手たちはどう思うでしょうか?
もちろん、そこまで勝ち進むことができ、意気揚々としているかもしれませんが、
超満員のスタジアムで、観衆の声援に囲まれてプレーするのと、
すかすかのスタジアムで、まるで練習試合のような雰囲気で試合するのの、どちらが良いでしょうか?
僕なら前者です。
噂では、決勝戦のチケットはかなり売れていたようですが、
決勝はほとんどお客さんはいませんでした。
本当にスケジュールが合わなくなってしまった人もいらっしゃるでしょうから、
全員がそうだとは言いませんが、
まるで、「日本の試合以外興味ありません。」と、それぞれのチームの選手やスタッフに言っているようなものです。
僕は、全員試合を観ろ!!と言っているのではなく、
この状況は、世界的に見て野球が盛んだと言われている、そして、世界ランキング1位の日本でさえ、
国内の野球人気はそこまでであると言いたいのです。
準決勝まで日本で開催されていた日本戦の試合の観衆のほとんどが、
野球というスポーツが好きで観に来ているのではなく、
日本の試合だから観ているだけにすぎないということです。
よって、野球という競技スポーツの面白さは、世界ランク1位の日本でさえ、
ろくに浸透していないということです。
このことを我々、野球にたずさわる野球の国際競技化を考えている全ての野球人が肝に銘じて、
これからの野球という競技スポーツの発展に貢献していくべきだと思います。
長くなったので、この辺で。笑
最後に、
悔しい負け方をしたのは確かですが、
国際大会で3位の成績は素晴らしいことです。
改めて、日本代表の選手ならびに、スタッフ、関係者の皆様、
おめでとうございます!!
そして、お疲れさまでした!!
次回のWBCを楽しみにしています!
また、今回の第一回プレミア12の開催にあたり、たずさわった全ての方に、お礼を申し上げます。
ありがとうございました!!
それでは、Adios!!

大和さんのご意見ご感想をを読み、貴方の野球に対する姿勢に感心しています。
返信削除これからの大和さんの野球人生に、期待期待している自分がいました。
羽田さん
削除いつも読んでいただきありがとうございます。これからも皆様のご期待にこたえられるよう、精進して参ります。
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