2015年3月10日火曜日

018:野球を国際スポーツにするために

Buenas tardes!!
こんにちは。

今日も都内は雨が降ったり止んだりで、はっきりしない天気ですね。

今日、東京ドームで、日本代表対ヨーロッパ選抜の試合が東京ドームで開催されますね。

野球界にとって歴史的な試合となることは間違いないです。


日本へ帰る前に監督がくれたボール。「君はもうCBS Rivasの歴史になった。」




ヨーロッパで野球をやらせていただいている人間としては、

この試合が実現したことを大変うれしく思います。

今日の試合は、ヨーロッパ選抜の方を応援させていただきます。

日本の応援もしたいですが…


ヨーロッパが勝ってほしいというより、彼らの活躍を祈るという感じでしょうか。


彼らが活躍すれば、ヨーロッパの野球をやっている子どもたちに夢を与えられますし、

彼らが活躍すれば、もし彼らの中で日本の球団でプレーしたいという選手がいれば、

彼ら自身がそのチャンスを掴むことができるかもしれないですからね。

とにかく、Buena suerte!!(頑張れ!!)


ちなみに、今日と明日の試合はヨーロッパで生中継されます。

これにより、ヨーロッパでの野球認知度がまた少し上昇すると思います。


こんなことばかり書いていると、日本側にメリットないじゃん!!みたいに思われるかもしれませんが、

日本の野球界にとっても、世界の野球認知が高まることによるメリットはたくさんあると思います。

ただ、そのメリットを活かす方向に日本の野球界が向くかどうかは別なのですが…


日本の文化の気質的に、慎ましいところがあるので、なかなか日本の野球文化を異国の地で広げようという動きがまだまだ小さいように感じます。

ただ、何もやっていないというわけではないのですが、もっともっと積極的に国際野球界に関わっていいような気がします。



なぜなら、日本は野球の世界一を決める大会、WBCで二連覇をし、さらにその他オリンピックなどでも優秀な性世紀を残している上に、メジャーリーグで活躍している選手も多く存在しているからです。

少なくとも、日本の情熱を持った野球人が異国の野球人に与える影響力というのは大きいと思っています。


オリンピックでの野球とソフトボールの競技追加には野球の国際的普及が不可欠ですが…



ちなみに、前回もその前の投稿でも、うちのチームやスペインの野球は打って、打って、打ちまくる印象があると書きましたが、

Rivasの監督は意外とバントやヒットエンドランが好きでよく使っています。

ただ、プレーする選手たちも監督も、まだバントやヒットエンドランを仕掛けるのに慣れていないのか、

タイミングを上手く掴めていない印象があります。


こういう戦術を絡める野球が好きな人はスペインにも結構います。

僕はサッカーは素人ですが、サッカーでもスペイン代表のサッカーって組織的に攻めていくような気がするのですが…

この影響もありますね。


このような細かい戦術を絡めて試合で勝つのは、日本の野球の得意分野だと思います。

そして、高度なレベルでこれらを教えられる人も多くは日本にいると思います。

そういった人たちが、国際野球界に積極的に関与できるようになれば、世界の野球界はもっと変わる気がします。

Nosotros con una pelota, un guante y un bate podemos cambiar el mundo !!!
(我々と一つのボールとグラブとバットで、世界は変えられる!!)

さて、試合に向けて準備を始めます!!(自宅でテレビ観戦)


それでは、Adios!!