2015年2月26日木曜日

007: Toledo観光

Buenas tardes!!
こんにちは。
今回は、昨シーズンの唯一の遠出の観光であった、Toledo観光について書こうと思います。

ToledoはMadridの南にある、ドン=キホーテで有名な、La Mancha地方にある、歴史のある古い町です。また、街自体が城壁で囲まれた要塞都市であることでも有名です。世界遺産にも登録されております。

要塞都市Toledo!!





城壁の外から。周りはお堀で囲まれています。


入口の門
美しい景色です。

城壁の中へ入っていくと、そこは、小高い山になっており、Madrid市内同様に、坂が多いです。
そして、城壁の中には所狭しと色々な建物やお店、美術館が立ち並んでおり、面白い空間です。
少し大きめの通り。


狭い人通りの少ない路地。


こちらの狭い路地にはお店がいっぱいありました。


狭い抜け道。


静かな路地。まるで映画に出てきそうな路地です。

坂を登っていくと、広場があります。
広場の目の前にあるゲート。このゲートをくぐると、Toledoの城下町を見下ろすことができます。


そして適当に細い路地をくねくね抜けていくと、小さなBarやCafeteriaがところどころにあります。


おしゃれ!!

そして、Toledoの大聖堂、Catedral de Santa Maria de Toledo(トレド大聖堂)も行きました。
Catedral de Santa Maria de Toledo(トレド大聖堂)

そのままフラフラと歩いて、画家のエル・グレコの美術館へ行ったりしました。

Toledoという町は、歴史に詳しい方ならご存知かと思われますが、ローマの領地となってから、西ゴート王国がイベリア半島(現在のスペインとポルトガル)を支配し、560年にアタナヒルド王によって首都とされました。その後、711年、ウマイヤ朝のタ―リク・ブン・ジヤードによって征服され、イスラム支配下となったが、1085年、カスティージャ王国によって支配され、キリスト教勢力によって支配されることになります。
しかし、Toledoの中には、キリスト教文化、イスラム教文化、その他の文化も含めて今日まで共存しているそうです。このことを、Toledoの人々は「共生」と呼び、今でも彼らは「共生」を大事にして生活しているのだそうです。この話を聞いたときに、感動を覚えました。この「共生」という考え方を、当時スペイン滞在中に強く感じました。チームメイトも、ホストファミリーの方々も皆、日本人である自分の日本人的な価値観を認めて下さり、また、現地での風習やルールも、私が現地で「共生」するために、きちんと教えてくれました。これからの自分自身の生き方に大きく影響を及ぼすことは間違いないです。

と、観光の話から急に深めな話になりましたが、Toledoはこんな感じの町です。ただ、日帰りで言ったので、まだまだ行けていない場所がいっぱいあるので、今シーズンも時間があったらぜひ行きたい場所の一つです。

画家エル・グレコも愛していたToledoの景色。落ち着きます。

というわけで、三回連続で、観光の話をしたので、観光のブログみたいになってしまっているので、次回からは、野球に話を戻していきます。笑

それでは。Adios!!