2019年8月2日金曜日

134:新球場

Buenas tardes!!

こんにちは。


今回は前回の記事でも書きましたが、

人工芝が敷かれた新球場について書きます。



中学生のカテゴリーの公式戦の様子。

なぜなら、ただ単にリニューアルされたということでは収められないくらい、沢山の人達の尽力と想いが詰まっています。




これまで過去に6年連続で2部リーグスペイン王者になりながら、1部昇格を見送られて来ました。




理由は人工芝がグラウンドに敷かれていないから。

これまでクラブのオーナーを始め、沢山の方々が協力を仰いで来ましたが、なかなかこの問題は解決に至りませんでした。




その渦中、私もチームに加わってプレーして来ました。

私も彼らと一緒にトップリーグで試合をしたい!

地元Rivasでトップリーグのレベルの高い野球の試合を開催し、地元の野球競技発展と促進に尽力したい!

という想いでこれまでやってまいりました。




その最中で、実に沢山の色んな方々からの温かいご声援、応援を頂き、励まされ、挫けそうになることもいっぱいありましたが、何とかやってこられました。ありがとうございました。




一方で、

Rivasは多分もう1部には上がれないから、他のチームに行ったら?、

人工芝敷かれることは無理だ、

スペインで野球なんて厳しいっしょ、

CBS.Rivasには未来がない、

などなど、沢山の人に何度も何度も言われたこともありました。




彼らが悪気はなく言っていることはわかります。




しかし、今新球場に人工芝が敷かれリニューアルされました。

クラブに所属する子どもたちは増えました。

毎年試合に見に来てくれる子どもが増えました。

去年と今年と2年連続でSub13は全国大会に出ました。




CBS.Rivasに未来はない?

冗談じゃないですよ。全く。




僕はこの5年間シーズン中のみですが彼らと一緒に過ごして来て、微塵もそんなこと感じませんでした。

むしろ、彼らならきっとできるし、彼らと一緒なら僕も成長できると確信してここまで歩んで来ました。僕はそのつもりです。




僕自身も成長し、いろいろな角度から選手としても成長出来ましたし、指導者としても子どもたちと接することが出来るようになりました。




それはCBS.Rivasと一緒に歩んだからです。彼らがそうさせてくれましたし、彼らだから今少しずつ進歩しているのです。




周りにどんなに無理だと言われようと、常に最善の策を模索して突き進んで来た彼らだからこそ成し遂げられたのです。




うちのクラブは兎に角子どもを大切にします。

子どもの野球が上手い下手に関係なく公平に接します。どんなに上手な子でも試合のマナーが悪かったり、仲間を卑下したりすることがあればベンチに下げます。子どもの教育の為です。

野球の技術を教えるだけでなくて、人として相手に敬意を持つこと、仲間を大切にすること、などなど人として大切なことを野球というスポーツを通して伝えて行こうというのが念頭にあります。




そんな彼らだからこそ成し得たのではないでしょうか?もしかしたら運が良かったのかもしれませんが、その運を呼び込むのは彼らのこう言った行動の積み重ねだと思います。







そんなクラブだからこそ、僕は魅力を感じ、彼らのために野球選手として、野球の指導者として出来ることを精一杯やろうと思っています。


それでは、


Hasta luego!!

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